取引のあるスクラップ業者の社長さんが来社。
見た事のない人も引き連れている。
この見た事の無い人は、スクラップ屋の親会社の取締役だという。
何の話か伺うと、去年の12月の支払い分を忘れていて、今日支払いにきたという。
実はこのスクラップ屋。
毎月スクラップ(切粉)は出していて、去年の12月の分だけ支払いが行なわれなかった。
再三にわたりウチからも「支払いないぞコール」をしていたんだけどね。
まぁ、金額もそんなに無いし、他の月は今まで通りの支払いがきちんと行なわれていたので、
きっと、伝票か何か無くして探しているんだろう と思っていた。
実は、今日の朝、その会社の新しく入ったという事務員がウチにきて、挨拶していった。
その際、ウチの親が「12月分の支払いないぞー」と、伝えたようだ。
どうやらこの事務員は親会社から出向してきた人だったようで、すぐさま親会社の取締役に伝わったという事っぽい。
まぁ、支払ってくれればそれで良いのだが、その後が悲惨というか「俺どしたらいいの?」状態だったのだ。
あいにく、両親とも外出していて、その話を聞くのが私だけしかいなかったので接客したんだけど。。。
取締役さんが、色々と事情を説明してくれた。
何度も頭を下げて誠実そうなのは伝わってきたのだが、説明している最中によっぽど頭にきたらしく、
「このアホが」とか「このぼけが」と、横にいる社長さんを罵りだした。
「まぁまぁ」と、なだめようと努力するも、私はそもそもそんな話には興味く、早く仕事がしたいので、適当にあしらっていた(笑)。
すると、この誠意が私に伝わらなかったと思ったのか、「何度殴っても殴り足りない」と、頭をバシバシと叩き出した。
めんどくせーヤツらだ(笑)。
私は「まぁまぁ」と、言いながらもちょっと面白いと思いつつ、「俺どうしたらいいの?」状態だったのだ。
いやぁ、困るよー目の前でこれは(笑)。
私は、その取締役の頭をぺチンと叩いて終わりにしたかったほど(笑)。
で、結局「もう良いですよ、十分伝わりましたから。ウチはいつも引き取ってくれて助かっているんですから、
これからも宜しくお願いしますね」と、何とか丸くおさまったので、仕事に戻れた。