MASA君が紹介してくれたので読んでみた。
吉田戦車、「吉田自転車」「逃避めし」
吉田戦車といえば、私らの年代なら「伝染んです」が有名。
その吉田戦車が書いたエッセイが上の2冊。
「吉田自転車」は、マウンテンバイクに乗ってポタリングした内容等をまとめたモノ。
ゆるい(笑)。
作風がやっぱり吉田戦車だと思わせる。
内容もたいしたことがないので、2日程度で一気に読了。
後味は悪くない。
けど、万人向けじゃない(笑)。
「逃避めし」
こちらは、締め切り間際に作り出す簡単な創作料理をまとめたエッセイ。
それ食ったことある! ってのがチラホラ。
例えば、「夕やけ番長の納豆ご飯」と名づけられたご飯。
納豆ご飯に味噌汁をぶっかけて食うだけ。
これ、私の時間が無い時の常套手段的な朝飯。
ガキの頃、親戚の家に泊まりに行って、従姉が食っているのを見て食べたらはまった。
それ以来30年近く時間が無い時や食欲が無い時に食っている。
ちなみに、私と従姉以外の人間が食っているのを未だに見た事が無い。
子供達には、一応伝授済み(笑)。
全体的にゆるい内容だが、独身だったら試してみたい料理が多々あった。
でも家族ではそんな料理食べたくないかな(笑)。
どちらも、とってもゆるくて私的には面白かった。
そして、吉田戦車の人となりがわかった気がする。
結構普通ジャン(笑)。
そして奥さんが、「ヒゲぴよ」の作者 伊藤理佐さんだという事も知った。
たまにはこういった本も面白いなぁ。