池波正太郎の「おとこの秘図」読破。
ここ2年間ほど本屋で、表紙を見て何度も買うのを躊躇した作品。
店員に、何となく変態の臭いするおっさん と、思われそうじゃん(笑)。
正直、上巻を読んでいる最中「もう読むの止めようかなぁ」と、思った程(笑)。
だってさぁ、主人公エロ過ぎというかネクラなエロなんだもの(笑)
ちょっと興醒めしてしまうというかなんというか。
小説ってこういうのも大事かもしれんが、私的にはソコはそんなに興味無いので、
さらっと流して欲しい感じもある(池波モノ全般ですが)。
男の深層心理をくまなく描くとそうなってしまうんでしょうね。
でも、我慢して(笑)読み進めると、どんどんと展開していって池波ワールドへ。
中巻から下巻にかけては、それこそ一気読みしてしまいました。
はっきり言えば、池波モノが体に合う人向けの内容(笑)。
じゃないときっと面白くないです。
お勧めはできないかも(笑)。
さて、これを読破したので、次は吉川英治の「宮本武蔵全8巻」へ